マイクロソフトをバフェットの基準で評価するとどうなるか

結論から言うと、マイクロソフトはバフェット基準でも超優良企業です。
ただし、「最高の会社」と「最高の買い物」は別です。

 

マイクロソフト業績推移~2025.06

 

マイクロソフトの強さは明快です。
Office 365で仕事の入口を押さえ、Azureで企業のIT基盤を押さえ、CopilotでAIの入口にも入ってきている。
つまり、企業活動の表も裏も握っている会社です。

実際、業績は非常に強いです。
2025年6月期は、売上 2,817億ドル、営業利益 1,285億ドル、純利益 1,018億ドル
純利益率は 36% と高水準を維持しています。
しかも営業キャッシュフローは 1,362億ドル と巨額です。

 

一方で、近年はAI・データセンター投資が急増しています。
2025年6月期の設備投資は 645億ドル に達しました。
つまり今のマイクロソフトは、巨額の現金を稼ぎながら、そのかなりの部分を未来の成長のために再投資している会社です。

ここがポイントです。
昔ながらのバフェット銘柄のように、重い投資をしなくても自然に現金が増える会社とは少し違ってきています。
今のマイクロソフトは、強い堀を持ちながらも、勝ち続けるために巨額投資を続ける王者です。

それでも、業績予想はまだ強いです。
市場予想では、2026年売上は 3,277.8億ドル、2027年売上は 3,782.1億ドル
EPS予想も、2026年 17.2ドル、2027年 19ドル と拡大が続く見込みです。

要するに、
事業の質は最高級。堀も深い。利益率も高い。キャッシュ創出力も強い。
ただし、投資負担が重くなっている以上、株としては買値が大事です。

マイクロソフトは、
「最高級の会社」であることはほぼ間違いない。
問題は、いつ、どの価格で買うか。

そういう銘柄だと思います。