円建てS&P500のリターン

1.はじめに

投資を始めて、早、約14年。円建てS&P500と自分の成績を比較してみた。

円建てS&P500は、母数に何を持ってくるかによるが、ざっくり平均で15%/年。

一方で自分のリターンは、17%/年。

プロの8割がS&P500に勝てないといわれている中、上出来と感じ、満足。

また、円建てS&Pは、この14年で、マイナスの年が4回あったが、私のポートフォリオは、1回だけだった。この点は、S&P500のリターンに勝っていたより、うれしい事実だった。

 

2.原因分析

それらの理由を分析してみると、しっかりと財務分析や事業内容の確認を行い、成長余力を考慮し、割安株を購入していたことが大きな原因ではないかと思っている。

ちなみに割安株2010年代前半は、国内小型株を中心に投資していたことがリターン面でも円建てS&P500に勝った大きいな理由ではないか?と思っている。

小型株は、バフェットやシーゲル教授の思想に影響を受け、ピーターリンチの投資法に感銘を受けて、真似をしていた。具体的には、以下の銘柄がある。

AIT、トレジャーファクトリー、フジ・コーポレーション日本SHL、ステップ、ソラスト。

どれもマイナーな株だが、しっかりとした財務力、わかりやすい事業内容、成長余力を有しているのにも関わらず、PERが10台前半以下だったのを覚えている。

 

3.まとめ

現在、小型株もたいていは、値が上がったと感じている。国内大型株も割安感はなくなってきた。米国株も割安株はだいぶ減った。そうなると中国かなぁ~?それとも、ほかを探すか?